カテゴリー「公務員試験・官庁訪問」の6件の記事

公務員試験:官庁訪問の参考書

公務員試験:官庁訪問の参考書

今回は公務員試験のうち官庁訪問の参考書を紹介します。

官庁訪問は実質的な公務員試験の採用試験であり、しっかりとした対策が必要です。今回は官庁訪問に関するそれぞれのニーズに応じた参考書を5冊取り上げます。

(以下のリンクは、それぞれの書名によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページに行きます。)

論文・面接・官庁訪問・集団討論」(河合塾ライセンススクール)は論文・面接・官庁訪問・集団討論の初心者向け正統派テキストです。官庁訪問を全く知らない方が教科書的に官庁訪問の概要を知るのには良い参考書です。

官庁訪問に関してある程度知っている方や再受験生などは不要かもしれませんが、「官庁訪問って何?」という方にはおすすめ出来る入門書的参考書です。

公務員官庁訪問ハンドブック」(実務教育出版)は官庁訪問のガイド的な参考書です。情報収集の仕方、スケジュールの立て方、自己PR対策、内々定から内定に至るまで官庁訪問を順を追って説明されています。

上記2冊は官庁訪問の教科書といえる参考書で、官庁訪問の基本的なポイントを知る良書です。官庁訪問の参考書として受験生のリアルなクチコミ情報の前に、まずは無難な参考書として官庁訪問を知るのにおすすめ出来ます。

一方、上記の参考書のレベルはクリアしている、すなわち官庁訪問がどんなものかは大体分かる方には、官庁訪問に関わった人々の生の情報に接することも大切です。

この種の参考書のなかでは「官庁訪問・面接必勝データファイル」(TAC)が最も好評です。TAC受講生4500人へのアンケートを元にした情報は大いに参考になります。この参考書は主に国家Ⅱ種や地方上級(集団討論・集団面接)を対象にしています。

どの職種でも対応する官庁訪問の参考書としては「公務員試験 現職人事が書いた面接試験・官庁訪問の本」(実務教育出版)が定番です。官庁訪問の参考書として最も売れている本でもあります。

この参考書は面接試験・官庁訪問の基本から本番まで、押さえるべきところをきちんと押さえた素晴らしい参考書です。また、現職の人事担当者が官庁訪問や面接試験のポイントをアドバイスしています。

官庁訪問の参考書は受験生各自のニーズに合った参考書が出ています。これらのなかから自分に足りない部分を補うような参考書を選びましょう。また、これらの参考書は1冊で物足りなければ、複数用意することも検討しましょう。

公務員試験:官庁訪問の参考書(国家Ⅲ種)

上記の参考書はいずれも国家Ⅰ種・国家Ⅱ種の官庁訪問を想定しています。一方、国家Ⅲ種の官庁訪問に特化した参考書はほとんど無いのですが、「初級公務員総合実戦問題集―教養試験 適性試験 作文・面接試験」(実務教育出版)は十分に対応できるおすすめの参考書です。

この参考書は他のカテゴリ記事でも書いているように、国家Ⅲ種など初級公務員試験にとって適性・作文・面接試験の定番です。高校卒業程度の公務員試験の方は是非入手してください。

また、この参考書では物足りない方は、先に取り上げた「公務員試験 現職人事が書いた面接試験・官庁訪問の本」を使っても良いでしょう。この参考書は国家Ⅲ種の方であっても参考になる点の多い良書です。

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公務員試験:官庁訪問・国家Ⅲ種

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅲ種

国家Ⅲ種の官庁訪問の流れは、基本的には国家Ⅱ種に良く似ています。前の記事で国家Ⅱ種の官庁訪問について紹介していますので、具体的な流れなど参考にしてください。

また、今回の記事は官庁訪問のうち国家Ⅲ種特有の注意点を紹介しています。官庁訪問に共通する注意点は以前の記事で触れていますので、そちらのほうも必ずお読みください。

国家Ⅲ種の官庁訪問でも合同業務説明会や官庁ごとの個別業務説明会が開かれます。そこで各官庁の採用予定や官庁訪問の方法が記載された一覧表をもらい、それを参考に官庁訪問を進めていくことになります。

国家Ⅲ種の官庁訪問は、自分が希望する官庁がある場合には、一次試験合格後に官庁訪問を始めることが絶対に必要です。二次試験合格後の採用面接は、官庁側は官庁訪問の最終的な段階と位置付けており、この段階から動くのは遅すぎるからです。

官庁によっては、官庁訪問を通じて非公式ながら実質的な内々定を出し、二次試験合格後の採用面接を形式的なもの(意向調査)にしている官庁もあります。

国家Ⅲ種の官庁訪問は、以前の記事で述べた、定員枠、拘束、ひとつの官庁から内定をもらうまでの面接回数などは、国家Ⅰ種・国家Ⅱ種に比べればそんなに厳しくはありません。しかしやはり、官庁訪問は事実上の面接試験です。今までの記事で述べてきた官庁訪問全般の注意事項に留意して臨みましょう。

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅲ種の採用面接と本省庁勤務

国家Ⅲ種の場合は最終合格した後、各官庁から「採用面接をします」という電話があります。その採用面接を受け、内定→その官庁に採用となります。

内定は採用面接のその場で決まることもあれば、数日後に返事をする場合もあります。また希望しない官庁からの電話には、断ることができます。

しかしやはり、二次試験合格発表当日も、官庁からの電話を待つのではなく、希望官庁に自分から電話して採用面接のアポをとることが大切です。

各省庁の採用枠には限りがあり、自分から少しでも早く動く必要があります。また、官庁から採用面接を断られることもあります。

国家Ⅲ種での本省庁勤務ですが、関東ブロックで受験された方向けに、Ⅲ種でも多数の採用があります。また、官庁によっては他の地方ブロックで受験された方にも本省庁の採用枠があったり、そのブロックでの本省庁採用の説明会を開催する官庁もあります。

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅲ種で採用無しの場合

採用面接を断り続けたり、採用面接の電話が無いまま何も動かなければ、採用無しの状態が続くことになります。

採用面接は、二次試験結果発表後の約1週間がピークです。これ以降は3月までの間に、欠員が生じた官庁ごとに、パラパラと採用が行われます。このため、こまめに人事院や各官庁に電話で問い合わせ、面接予定を確認することが大切です。

国家Ⅲ種の場合、合格者名簿は1年間有効ですが、新年度の4月を過ぎて採用がなければ、再受験の準備や民間への転向など進路を再考すべきです。

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公務員試験:官庁訪問・国家Ⅱ種

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅱ種

ここでは、官庁訪問のうち国家Ⅱ種特有の注意点を述べます。官庁訪問に共通する注意点は以前の記事で触れていますので、そちらのほうも必ずお読みください。

官庁訪問でも、国家Ⅱ種は地方の出先機関ごとの採用になるので、東京の本省庁採用となる国家Ⅰ種に比べ、地方在住の方でも不利ということは無いでしょう。

もちろん、国家Ⅱ種の方でも本省庁採用を希望する方は、前の記事の国家Ⅰ種の官庁訪問のケースを参考の上で、一次試験合格発表前後から早めに動いてください。

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅱ種の流れ

国家Ⅱ種の大部分の方は地方出先機関に採用を希望されると思いますが、7月下旬(一次試験合格発表後)に各受験ブロックで実施される「官庁業務合同説明会」に必ず出てください。

この官庁業務合同説明会では、採用予定のある官庁・出先機関が参加して個別のブースを設け、業務内容の説明やパンフレットの配布を行っています。また、「採用予定官庁一覧」が配布され、各官庁の採用予定数・個別説明会の日時や予約方法を教えてくれます。

官庁業務合同説明会は、いろいろな話を伺うことの出来る貴重な機会です。一次試験合格者は絶対に参加しましょう。

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅱ種の早期化

最近では、国家Ⅱ種でも官庁訪問の早期化が進んでいます。一次試験合格発表前の官庁訪問は、「希望する官庁を事前予約の上で訪問し、業務説明を受ける」ことになっていますが、事実上は最初の面接と考えられています。

この一次試験合格発表前の官庁訪問は、表向きは受験生の意思に任された活動という扱いです。しかし、この官庁訪問を行っていない者が、最終合格しても採用されない場合もあります。前の記事で述べた国家Ⅰ種のケースも参考に、官庁訪問は、なるべく早くから動くべきです。

内々定や内定が出る時期は、官庁・出先機関により異なります。状況に応じて柔軟に対応しましょう。

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅱ種の心構え

国家Ⅱ種の官庁訪問は国家Ⅰ種に比べると厳しい面接ではなく、面接の回数も国家Ⅰ種ほど多くはありません。しかし、やはり事実上の重要な採用試験と考え、志望動機など面接試験並みの準備を用意しましょう。

国家Ⅱ種の官庁訪問では、国家Ⅰ種志望だった受験生も流れてきます。万全の準備と心構えを用意し、早くから動きましょう。

次回の記事では国家公務員Ⅲ種の官庁訪問について触れたいと思います。

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公務員試験:官庁訪問・国家Ⅰ種

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅰ種

ここでは、官庁訪問のうち国家Ⅰ種特有の注意点を述べます。官庁訪問の全般的な注意点は以前の記事で触れていますので、そちらのほうも必ずお読みください。

国家Ⅰ種の官庁訪問は、一次試験合格発表直後から受付が始まります。電話で予約を入れ、志望官庁を最初から絞らず、なるべくたくさんの官庁訪問を行いましょう。ただし先の記事で述べた「拘束」には留意しましょう。

官庁訪問はたくさんの学生が集結します。実際に採用される人数は最終合格者の2分の1~3分の1という年も普通です(景気変動などの事情で年度によって公務員志願者数にばらつきもあり、楽な年もあります)。官庁訪問こそが国家Ⅰ種の決戦です。

また、先の記事で述べた、定員枠、拘束、ひとつの官庁から内定をもらうまでの面接回数などは、国家Ⅰ種が最も厳しく、早く動くことや情報収集を欠かさないことを常に意識してください。

公務員試験:官庁訪問・国家Ⅰ種で内定無しの方は

国家Ⅰ種の最終合格者は、採用候補者名簿に記載されます。この名簿は3年間有効(手続きが必要)です。しかし、内定が得られなかった方が来年も官庁訪問に再挑戦して、内定を得る保証はありません。

国家Ⅰ種の最終合格者のうち内定を得るのは2分の1~3分の1という場合も考慮し、内定を得られなかった方は進路の再考をしましょう。

次回の記事では国家公務員Ⅱ種の官庁訪問について触れたいと思います。

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公務員試験:官庁訪問の注意点

公務員試験:官庁訪問の注意点

今回の記事では官庁訪問について、国家公務員Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ種すべてに共通する注意点をまとめました。高卒・大卒(大学院卒含む)・中途採用を問わず、国家公務員Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ種を受験の方は必ずお読みください。

公務員試験:官庁訪問の拘束と切り替え

官庁訪問は、ひとつの官庁での拘束があります。これは技術系よりも事務系に顕著に見られます。またⅠ種・Ⅱ種・Ⅲ種の順にキツいとされています。

「拘束」は省庁側にとって、他の官庁に官庁訪問されるのを防ぐためといわれています。例えばⅠ種では、朝9時に訪問して夜12時まで待たされるケースも多くあります。

官庁訪問には拘束がある一方で、一次発表後の限られた期間に結果を出さなければなりません。このため、希望官庁がダメだと思ったら、思い切って他の官庁に切り替えることも必要です。希望官庁にこだわり過ぎて、一切内定がもらえない事態は避けなければなりません。

公務員試験:官庁訪問の心構え

官庁訪問では、ひとつの官庁で回数を重ねると、次第に地位の高い方と接することになります。また、「業務説明(会)」などと言われても、実質的な人物試験には変わらず、志望動機など面接試験並みの準備と心構えを用意しましょう。

業務説明会などの情報は、各官庁にこまめに電話で問い合わせましょう。また、省庁によっては公式ホームページで確認できるところもあります。毎日頻繁にチェックしましょう。

官庁訪問では、各種の説明会にはたくさん出席しましょう。各省庁の採用担当者は、参加した学生をチェックしています。こうした段階で、採用担当者に自分をアピールすることが大切です。

また、官庁訪問で給与水準や休日の扱いなど、愚かな質問をしてはいけません。質問をすること自体は自分をアピールする良い機会ですが、その質問はプラス査定につながるように、事前に慎重に考え、実際の官庁訪問の流れも考慮しましょう。官庁によっては、誰がどんな質問をしたのかチェックしている官庁もあります。

官庁訪問は情報戦です。情報収集は欠かさず、官庁訪問を通じて多くの人と友達になっておくというのも大切です。

その一方で、官庁訪問には噂やデマも付き物です。根拠の無い噂に翻弄されず、堂々と自信を持って官庁訪問に臨んでください。

公務員試験:官庁訪問と試験日程

また、官庁訪問は一次試験合格発表前後に始めることになります。まだ最終合格を得ていない段階から動くことになります。

公式の採用試験である二次試験以降も決して手を抜いてはいけません。人事院が実施する公式試験対策(当然面接もあります)と非公式ながら実質的な重みのある官庁訪問を並行してこなしていきましょう。

官庁訪問で非公式の内々定が出た人は、官庁ごとの最終的な段階といえる採用面接の場は、本当に入省庁するかどうか事実上の意向調査になります。逆に内々定が出ていない人にとっては、希望官庁との最終面接になります。そして各官庁は、求めている人材と一致した者に対して内定を出します。

次回以降の記事で順次、国家公務員Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの種別対策について触れたいと思います。

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公務員試験:官庁訪問とは

公務員試験:官庁訪問とは

官庁訪問とは、国家公務員Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ種を志望する方が、自分の希望する官庁に採用されるために、自分から志望官庁を訪問し、業務説明や面接を受けたりする活動です。

公務員試験のうち、国家公務員のⅠ・Ⅱ・Ⅲ種は、最終合格=採用ではありません。これらの公務員試験の「最終合格」とは、国家公務員として国の機関に採用される機会を得たという意味にとどまります。

国家公務員Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ種試験の運営は人事院が行っています。しかし人事院は、最終合格者がどの省庁に入るかまでは関わりません。したがって、最終合格者は官庁訪問を通じて、自分の就職先となる省庁の採用内定を獲得しなければなりません。

官庁訪問は公務員志望者にとって、さまざまな省庁のイメージを現実的に把握する機会でもあり、どの機関に入るかを考える良い機会にもなります。

一方、採用する省庁側にとっては、公式の面接試験とは別に、事実上の人物試験の意味合いもあります。公務員志望の方は、官庁訪問について自分をアピールする重要な場と位置付ける必要があります。また、官庁訪問では非公式の内々定を出すところも多く、公務員志望者は積極的に官庁訪問をしなくてはなりません。

公務員試験:官庁訪問の概要

官庁訪問で質問されることは、公務員の志望理由や公務員になったらどんな仕事をしたいのかなどを聞かれます。官庁訪問で聞かれることは、その省庁独自の視点が加わることはありますが、基本的には面接対策と同じです。

官庁訪問は受け身ではいけません。早いところは一次試験終了後に始まっています。官庁ごとの最終的な段階といえる採用面接から逆算すると、やはり一次試験終了後から始めるべきです。自分から積極的にアポを取り、志望官庁に対して速やかに動きましょう。

官庁訪問は非公式でも実質的な人物試験です。官庁訪問では確固たる目的意識を持ち、熱意を伝えることを大切にしましょう。また官庁訪問では、面接試験と同じくスーツ着用です。

また、各官庁には定員枠があります。定員枠が埋まれば、その官庁・出先機関には就職できません。早いうちからスタートして多くの官庁を訪問し、採用内定を獲得しましょう。

次回以降の記事で、官庁訪問の注意点について述べていきたいと思います。

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